山奥ニートを見た。

仕事後、近くの南池袋公園にて野外ビールを1杯。

 

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アーバン仕様の公園ではカップル達が愛を語らっていました。おじさんはそのすぐそばで一人ビールを飲んでいました。ちゃんちゃん。

 

帰りの西武池袋線にて着信アリ。これからうどんを食べに行くから一緒に行く?とのこと。

 

これ、実はうどんをシメとした呑みのお誘いである。私が住む埼玉県は新座市という場所では、うどん屋は酒場とのハイブリッドスタイルを余儀なくされる地域密着型営業が多い。ラーメン店もそう。つまり、うどんを食べるというお誘いはつまり「呑もうぜ!」ということに換言されるワケである。

 

南池袋公園にてビール完飲後ゴキゲンでD'Angeloを聴きながらぐるっと園内を1週して小躍り気味だった私は迷わず「行きます!」と返信。

 

さあ、ここからが問題だ。というのも、最近酒に弱くなったなぁと実感していたものの頑張って呑もうとする無駄な根性論で晩酌を続けている私はやはりうどん屋で飲み始めてからすぐに酩酊の兆候、シメのうどんを頼んだあたりで自分がどういう気持ちだったのか、何を喋りながら飲んでいたのか、ってかうどんを完食できたのか、ちゃんとお会計できたのか、そのすべてについて疑問を抱くのは翌朝6時の事。 

 

何にも思い出せない。何にも、だ。

 

風呂に入らず寝たのも久しぶりだった。

 

トイレに起きてまた寝ようと部屋の扉を開けたらプンと匂った。あれは間違い無く加齢臭的なアレだった!ついに来たな!と感じながら体が言う事を聞かず再度就寝。

 

何をやっているんだろう、今年34歳になってそろそろアラフィフだっていうのに貯金もロクにないし仕事やめようとしてるしもう4年間くらい彼女いないし実家暮らしだし何考えてるかよく分からないねって言われるしおまけに冷え性だけど脇汗がバカみたいにひどい。やってられない。

 

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自分を肯定できる環境に息継ぎなしで飛び込みたい。山奥ニートって、白髪のペンションオーナーとそのおかっぱヘアの孫娘と訳ありっぽいスナックの若ママがいなくてそしてロケーションが山だったっていうビーチボーイズだ。圧倒的な自然の中で自らを肯定しようと試みるその様は視聴者に勇気をくれます。

 

 

寝ていたい。